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矮小歯を治したい! 矮小歯ができる原因や種類、治療方法とそのメリット・デメリットを紹介


矮小歯を治したい! 矮小歯ができる原因や種類、治療方法とそのメリット・デメリットを紹介

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鏡を見たときに前歯の隣の歯が小さいな、と気になっている方はいませんか? それは矮小歯(わいしょうし)と呼ばれるもので、状態によって見た目を悪くしてしまいます。

矮小歯は病気ではないため、必ず治療しなければならないものではありません。しかし、気になるのであればきれいにしたいですよね。

ここでは矮小歯とは何か、その原因や種類、矮小歯であることのデメリットや治療方法について紹介します。どのような改善方法があるかを確認し、担当の歯科医に相談してみてくださいね。

矮小歯とは生まれつき歯が小さいこと

矮小歯とは、歯の形が他の歯に比べて異常に小さい歯のことです。人間が生まれつき持っているもので、日本人は約10人に1人の割合でみられます。アジア人には多いとされており、さほど珍しい症状ではありません。

上の歯の前歯、真ん中から2番目の側切歯によく見られますが、それ以外の歯や奥歯にもできることがあります。なんと親知らずが矮小歯であるパターンも存在します。

矮小歯の種類は、円錐歯・円筒歯・蕾状歯・栓状歯などがあり、それぞれの形を表した呼び方をします。

原因はまだはっきりとはわかっていません。しかし、上顎の側切歯や親知らずなど、もともと退化傾向にある歯が矮小歯になることが多いため、歯の退化現象ではないかと言われています。また、遺伝的なものやホルモンの異常、極端に歯が小さい場合は下垂体の機能低下やビタミンDの欠乏などだとする説もあります。

 

矮小歯によるデメリット4つ

前述したように、矮小歯は病気ではありません。そのため症状名として診断はされますが、治療は必須ではないのですね。ただし、以下のようなデメリットがあるため、歯の健康リスクを減らすために治療をすすめられることもあります。

  • ・見た目がよくない
  • ・歯列に隙間ができる
  • ・噛み合わせに不具合がでる
  • ・ブリッジなどの土台にしにくい

 

見た目がよくない

よく矮小歯が現れる前歯に出てしまった場合、一番大きなデメリットは見た目がよくないことです。

他の歯は揃っているのに一部だけはっきりわかるほどに小さく、バランスが悪い見た目になります。そこだけが違うため、人目も引いてしまうでしょう。

矮小歯を気にするあまりに笑顔になれない方、笑うときに口を覆ってしまう方などもいます。

 

歯列に隙間ができる

矮小歯は本来の歯の形やサイズとは異なり小さく細いため、隣の歯との間に隙間が空きがち。その結果、汚れが溜まりやすかったり隙間が気になって舌で押す癖がついてしまったりします。そうすると余計に隙間が広がってしまい、歯並びが乱れる原因になります。

 

噛み合わせに不具合がでる

顎の大きさに対し、歯のサイズが大きくても小さくても噛み合わせに問題が出やすくなります。

噛み合わせが悪い影響は、人が考えるよりも大きいもの歯間に食べ物が詰まりやすくなる他、食べ物をしっかり小さくできずに消化器官に負担をかける、磨きにくくなるため虫歯や歯周病のリスクが上がる、などがあります

また、一方の顎にだけ負担がかかり、顎関節症を引き起こすこともあるでしょう。左右の筋肉のバランスが崩れ、顔が曲がってしまうこともあり、見た目にも悪影響があります。

 

ブリッジなどの土台にしにくい

抜けた歯の代わりにブリッジを入れるさい、矮小歯は土台になりにくい歯です。歯の根や長さのサイズが小さいためですね。

しかし、場所的に矮小歯を土台にするしかないこともあるでしょう。もしブリッジの土台に使う場合は、他の歯に比べて矮小歯の寿命が短くなる可能性があります。

 

矮小歯の治療方法4つのメリット・デメリット

では、矮小歯の治療方法・改善方法の4つをみていきましょう。

  • ・歯科矯正
  • ・ダイレクトボンディング
  • ・ラミネートベニア
  • ・セラミッククラウン

それぞれの方法の説明と、メリット・デメリットを紹介します。

 

歯科矯正

歯並びが崩れるほどの小ささであれば、全体の噛み合わせを治すために歯科矯正をすすめられる場合があります。全部の歯を動かして、矮小歯によって作られた隙間を埋める方法です。

噛み合わせは本当に大切で、影響は甚大。噛み合わせの悪さは見た目だけでなく体や顔の歪み、それが原因となる全身の不快な症状が出るなど、影響はとても大きくなります。

メリットは見た目だけでなく噛み合わせや歯並びまで美しくなることです。そしてデメリットは費用が高額なこと、矯正が完全に終わるまでは数年単位で時間がかかること、矯正器具で一時的に見た目が悪くなることです。

 

ダイレクトボンディング

ダイレクトボンディングは、矮小歯の先端が細く尖った部分やできてしまった隙間などにコンジットレジンを接着して埋める方法です。

治療法4つの中で最も早く簡単な方法で、その日のうちに治療が完了します。歯に直接レジン(歯科用プラスチック)を接着して見た目を整える方法ですね。

メリットは時間がかからず見た目を美しくできること、費用も安価であることです。

ただしデメリットとしては、あくまでもプラスチックなので経年劣化しやすいこと、衝撃に弱く欠けやすいことなどがあります。また、材質上変色しやすいため、コーヒーや赤ワインなど着色しやすい飲食物を好む方は、さほど時間が経たずにくすみが出てくるでしょう。

 

ラミネートベニア

ラミネートベニアは、歯の表面を薄く削り、隙間や形を整えたセラミックのシェルを貼る方法です。短時間で終了し、患者本人への負担も軽く済みます。

メリットは歯を削る量が少ないほか、神経は取らないため歯に負担がかからないこと。さらに2回の通院で治療が完了するうえに、セラミックを使うため色調の透明度が高く、周囲の歯から浮かずに済むことです。レジンよりも艶感や白さが天然の歯に似ているため、仕上がりはとてもきれいですよ。

一方、デメリットは保険外の治療であるため費用が高額になること、極端に矮小歯の位置が悪い場合は受けられないことがあります。

 

セラミッククラウン

矮小歯の神経がない場合や、歯間の隙間が極端に広いといった場合には、セラミッククラウンを被せる方法があります。また、前歯の矮小歯で両隣の歯も併せて見た目を美しくしたい場合などにも、セラミッククラウンの方法を取ることがあるでしょう。

メリットは見た目がかなりきれいになること、耐久性が高くケアを続ければ20年以上使い続けられることなどです。

そしてデメリットは、歯をかなり削らなくてはならないこと。基本的に歯はできるだけ削らないことが推奨されています。セラミッククラウンの方法は歯に負担が過剰にかかりますし、費用も高額です。そのため、審美的に完璧なゴールを目指す方におすすめします。

 

矮小歯は無理に治療する必要なし! それでも気になるという方は歯科へ

矮小歯は生まれつきのもので、病気ではありません。そのため無理に治療しなくてもよいのですが、前歯にあるとどうしても見た目の問題が出てくるため、気にする方が多いという現実があります。

また、小さい歯によって歯間にスペースが空きがちなため、歯のトラブルリスクは増えてしまうでしょう。歯の健康を守るため、歯科医によって治療をすすめられる方もいます。

いずれにせよ、歯が小さいなと思ったら歯科医に相談してみてください。治療した方がよいのか、経過観察になるか、治療するならどのような方法があるかなどの説明が聞けるはずです。


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監修・執筆

ハピネス歯科クリニックの院長、大久保 圭

ハピネス歯科クリニック 院長 大久保 圭

秋田市の歯医者。出身地:北海道。出身大学:岩手医科大学歯学部。 ハピネス歯科クリニックでは、歯の悩みが何もない健康を保っていただくために、予防歯科を特に大切に考えています。 本ブログを通して、あなたの健康づくりに役立つ質の高い情報発信を心がけています。

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