歯が汚いのは致命的！ 健康とともに好印象も手に入れよう

歯が汚いというのは、色・形・揃っているかで判断されます。

人は外見より中身というのは間違いなく大切なことですが、見た目をおろそかにすると不利益をこうむることも多いのですね。

たとえば「歯の美しさはその人の管理能力を表す」と考える諸外国はたくさんあります。むしろ口元の美しさをあまり気にしない日本が珍しいほどでしょう。

アメリカやヨーロッパでは、歯が美しいかどうかが採用や昇格基準になります。そのため、小さなころから歯科矯正をし、真っ白な歯を維持するためにお金を使っています。

人が話すときには口をあけ、歯が見えます。その歯が白く歯茎がピンク色で健康的でなければ、その人は自己管理能力がないのだと判断されるからですね。

自分のことをケアできない人に、大切な仕事を任せられないという理由です。病気になりやすい人と考えられるのでしょう。

日本ではそういうケースがまだ少ないのですが、それでも口元に清潔感がある人とない人とでは、前者の方が好印象を持ちますよね。

歯をきれいにするということは口内健康に気を配るということ。人は歯でしっかり噛むことで、脳に血を送っています。噛み合わせの良し悪しや歯の本数が足りているかどうかは、全身の健康に大きく影響するのですね。

つまり、歯をきれいにすれば好印象とともに健康も手に入るということです。

今まであまり真剣に口内ケアをしてこなかったという方は、この機会に自分の口元を見つめ直してみましょう。

 

歯が汚くみえる原因とは？ 口元トラブル6つ

歯が汚く見える具体的な原因6つを、順番に説明します。

• ・歯の着色
• ・歯に歯石がある
• ・被せ物の劣化
• ・虫歯などのトラブルによる変色
• ・たくさんの銀歯
• ・乱れた歯並び

 

歯の着色

天然の歯は透明感がある白色をしています。つやつやした光があり、滑らかで美しいものです。

ところが歯は、飲食物や嗜好品で着色してしまいます。にっこりと笑ったときに見えた歯が黄色かったり茶色かったりすると、美しくはみえません。

 

歯に歯石がある

歯石とは食べかすに口内の細菌が取り付いて、石のように硬くなったもの。歯と歯茎の間や歯と歯の間にくっつき、とても汚く見えます。

また細菌の塊であるため、口臭を発生させます。汚いうえに臭いという、一番避けたいものです。

 

被せ物の劣化

保険治療で使うプラスチックの被せ物は、経年劣化で黄色く変色してしまいます。機能的には問題ありませんが、隣あう天然の歯とは色の差がでてしまうのですね。

見た瞬間に違和感を覚える色であるため、汚いと思われてしまうかもしれません。

 

虫歯などのトラブルによる変色

虫歯になれば当然そこが黒く変色します。天然歯の白さの中に浮かび上がるため、口をあければそこが目立ってしまうのです。

また、虫歯治療でいれた銀歯が金属のため、経年劣化で金属が溶けだして歯茎を黒っぽく変色させてしまうこともあります。

 

たくさんの銀歯

銀歯は治療した証拠の歯。

銀色で見た目も目立つうえ、それがたくさんあれば「自己管理能力のない人」と思われてしまう恐れがあります。

 

乱れた歯並び

乱ぐい歯と呼ばれるようなあっちこっちに歯が向いた口元は、清潔にしてあってもぐちゃぐちゃして見えます。

また、歯並びが揃っていないと食べ物を噛むときにも左右でバランスが違ってしまい、顔の形が変わってしまうことも。

ちなみに、日本では可愛いと言われることがある八重歯は、欧米では「悪魔の歯」と呼ばれていますよ。

 

歯が汚いと損をする？ 具体例3つ

歯が汚いと、仕事での採用や昇給に影響することがあると前述しました。もう少し具体的にみてみましょう。

【仕事】

歯の汚さは、口臭にもつながります。営業職や接客業の場合、対面した相手の歯が汚れていたり口臭がきつかったりすれば、一緒にいたいとは思いませんよね。

最悪の場合、営業先やお客さんから担当変更を申し出られることがあります。

 

【恋愛】

男女ともに、恋愛感情が生まれるのは「清潔な人」。いくら美人や美男子であっても、笑ったときにぐちゃぐちゃの歯であったり黄色い歯であったりすれば、良い印象は持たれません。

口元が汚い人とスキンシップを取りたくないと思うのは自然なことですよね。

 

【人間関係】

家族や友人・知人であっても、歯が汚い人はそれが原因で口臭が漂う人とは喋りたいと思いません。

大切な人たちが離れていってしまう恐れがあります。

【関連記事】歯を奇麗にすると得することについての記事はこちら
歯を奇麗にすると得する6つのこと

 

汚い歯を自分で奇麗にする方法4つ

歯を奇麗にするために自分でできることはなんでしょうか？

以下4つの方法があります。

• ・歯磨き後にはフロスや歯間ブラシを使う
• ・着色の原因となる食品やタバコをやめる
• ・市販の歯用美白商品を使う
• ・ホームホワイトニングをする

 

歯磨き後にはフロスや歯間ブラシを使う

食べかすや歯石が詰まった歯にしないためには、毎日のケアをしっかりとすることが大切。

そのためには、歯ブラシによる清掃だけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシなどを使って徹底的に掃除をしましょう。

 

着色の原因となる食品やタバコをやめる

飲食物による着色を防ぐことも、歯に色をつけないための方法です。

たとえばワインやコーヒー、チョコレートなどの色の濃いもの、タバコといったヤニがでるものは手を出さないようにします。

嗜好品というのは多くが鮮やかな色を持っているものです。どうしても摂取したいときには、飲食後にはホワイトニング成分が配合された歯磨き粉を使って歯ブラシをするなど、早めに色を落としてしまいましょう。

 

市販の歯用美白商品を使う

多くの「歯を白くする」製品がスーパーやドラッグストアで販売されています。そのような美白商品を使うのも有効ですよ。

普段からホワイトニング効果がある歯磨き粉を使うとか、大切な商談やデートの前には歯にマニキュアのようなものを塗って白くするとかの方法があります。

 

ホームホワイトニングをする

ホームホワイトニングは歯科で薬剤を受け取り、自宅でセルフケアを行う方法です。

歯科で出された薬剤を使うため、決められたように使うとしっかり白くなります。

 

汚い歯を歯科で奇麗にする方法4つ

では、汚い歯を歯科でケアしてもらうときにはどんな方法があるでしょうか。以下の4つです。

• ・歯科矯正を受ける
• ・オフィスホワイトニングをする
• ・銀歯からセラミックへ変更する
• ・定期健診を受ける

 

歯科矯正を受ける

乱ぐい歯や噛み合わせが悪い場合には、歯科で矯正を受けましょう。

お金や時間はかかりますが、整った歯並びになるため見た目の印象を変えられます。

 

オフィスホワイトニングをする

歯科でプロの手によって行うホワイトニングが、オフィスホワイトニング。強力な薬剤を使って歯の色を白くするため、ホームホワイトニングに比べて時間がかかりません。

【関連記事】歯科で歯を白くする方法についての記事はこちら
歯医者で歯を白くする方法は？ それぞれのメリット・デメリットや費用相場を紹介

 

銀歯からセラミックへ変更する

一度入れてしまった銀歯は、セラミックへ変更するという手もあります。セラミックは自然な透明感があり、金属ではないため金属による歯茎の変色の心配もありません。見た目がとても美しくなり、治療した歯かどうかがわからなくなります。

ただし奥歯に使うさいには耐久性が足りずに欠けてしまうことも。その場合には、土台だけ金属を遣ったり、ジルコニアという人工ダイヤモンドを使ったりする方法があります。

 

定期健診を受ける

歯の健康と白さ・清潔さを守るために、大切なのは何も起きていないときに歯科へいくこと。定期的に歯科検診を受けていれば、何らかのトラブルが発生してもすぐに対処できます。

 

汚い歯は本人の印象を悪くする！ 白く整った歯で生き生きと笑おう

汚い歯は、見た目にとっても本人の健康にとっても良いものではありません。できるだけ早めに歯並びを直し、白く輝く歯を手に入れましょう。

周囲の人に口元を褒められれば自信に繋がります。自信がつけば生き生きとした笑顔も手に入り、多くのことが良い方向へと動き出すはずですよ。