歯医者の選び方:6つのタイプと自分にとっての良い歯医者を選ぶ方法
この度の新型コロナウィルスに罹患された方々、並びに感染拡大による影響を受けている方々に、心よりお見舞い申し上げます。当院では患者さまとスタッフの安全確保を実施しています。
<当院の感染拡大防止について>
- 手洗い・アルコール消毒・うがいの徹底
- ドアの開放、空調を強めに設定する 等、定期的に室内換気を行っております
- 次亜塩素酸水を使用し、空間除菌を行っております
- 感染リスクの高い来院者さまへの受診の自粛のご依頼、又はご予約日の変更のお願いをしております
ご理解とご協力賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
街角や駅前にいけば、たくさん見かける歯科の看板。困ったときに助けてくれる病院は多い方が助かりますが、この中から自分に合う歯医者を探そうと思うと大変ですよね。
一生お付き合いしたいと思うような歯医者を探すには、どうすればいいでしょうか?
ここでは歯医者の選び方や選ぶときのポイントを紹介します。良い歯医者は決して「誰にでも最適な歯医者」ではありません。あなたにぴったりで信頼できる歯医者を見つけ、自身の健康を守っていきましょう。
歯は健康に影響大! 一生付き合える歯医者を選ぼう
歯は全身の健康にとってとても大切です。口の中がボロボロになっているのに放置すれば、いずれは全身に影響してさまざまな病気や不具合を引き起こします。
そのため、重要なことは自分が信頼できる歯医者を見つけ、良いお付き合いをしていくこと。気になることがあれば検診にいき、良い口内環境を守っていかなくてはなりません。
ここで問題なのが、他の誰かにとって良い歯医者であっても自分に合うとは限らないこと。まずは自分が何を求めているかを考え、タイプが同じ歯科から選んで検診を受けてみましょう。
歯医者の選び方:歯科にあるタイプ6つ
歯科はたくさんありますが、歯医者によって以下6つのタイプに大別できます。
- ・予防歯科重視の歯医者
- ・治療時間重視の歯医者
- ・地域密着型歯医者
- ・小児歯科など専門的な歯医者
- ・審美的治療を専門に行う歯医者
- ・大学病院など医療機関
順番に説明するので、自分が求めている歯科はどのタイプか考えてみてくださいね。
予防歯科重視の歯医者
近頃は日本にも浸透しつつあるのが「予防歯科」。悪くなってから治療にいくのではなく、良い状態のときに点検を行って悪くなる前に状態を改善していこうとする考え方です。
日本は皆保険制度の国です。保険がない諸外国に比べて治療費が安く済むため、虫歯が出来て神経が痛みだすまで我慢し、歯科へ駆け込むスタイルがずっと主流でした。それを変えるのが予防歯科。普段から定期健診を行い、自覚症状がない小さな状態のときに虫歯や歯周病などを発見、ケアしていきます。
予防歯科の特徴は、歯をできるだけ削らないようにすること。その人が持っている歯を大切にし、残そうと努力してくれますよ。ただしその分検査や診察・治療に時間がかかるため、時間が取れないという人には向いていません。
おすすめなのは、あまり歯を削ってほしくない人。そして2度と虫歯は作りたくないし、歯周病にもかかりたくないと考える人です。
【関連記事】予防歯科についての記事はこちら
歯医者の予防歯科とは? 歯の健康に予防歯科が不可欠な理由
治療時間重視の歯医者
忙しくて時間が取れないから、とにかく治療時間を短くしてほしいという人におすすめなのが、治療時間を重視する歯医者です。
特徴は土日祝日もオープンしていること、駅前にあること、そして個人ではなく複数の歯科医がいるクリニックであること。
歯にトラブルがあったとき、行けばすぐに治療をして削ったり詰め物をしてくれたりします。症状があるところのみを治療するため、治療時間が短く何度も通わなくてよいというのがメリットです。
ただし若い歯科医が入れ替わり立ち代わりで担当をするケースが多いため、高い精度の治療は望めません。担当した歯科医によって技術力が違うので、あとから同じ箇所が痛み出すこともよくあります。
とにかく痛みをとってくれたらいい、時間がなくて何度も歯科へ通えないという人に向いていますよ。
地域密着型歯医者
担当の歯科医を変えたくない人は、昔から地元で歯科を開いている地域密着型歯医者が良いでしょう。親の代からそこに通っているなどの場合、親身になって相談にのってくれることも多く安心感が得られます。
設備が古く細かい検査などはできませんが、必要があれば大きな病院への紹介状を書いてもらいましょう。
通う歯科は変えたくないという人や、とにかく治療中に安心していたいという人にはおすすめです。
小児歯科など専門的な歯医者
特に子供さんがいれば、小児歯科がおすすめです。子供の歯は大人の歯とは違うため、治療方法も変わってきます。医師もスタッフも慣れているので、子供さんが治療を怖がらないようにもしてくれますよ。
他にも矯正歯科や通常の歯医者では治せない根幹治療に特化した歯科、歯ぐき専門の歯科などがあります。根管治療は一般的な歯科でも行いますが、治療内容がとても複雑。そのため治療後にも痛みが続くケースがあり、そのような場合には専門医にみてもらうのが一番です。
普段のメンテナンスは通っている歯科でみてもらい、病気を発見すれば専門性の高い歯科で見てもらう、それも1つの方法でしょう。ただし専門性が高いクリニックでは保険外治療が多く、治療費が高くなります。
審美的治療を専門に行う歯医者
機能的な治療だけでなく、同時に見た目(審美的)も配慮してくれる専門の歯医者です。通常の治療も行いますが、すべての治療をハイレベルの技術で進めます。
特にセラミックやインプラント治療などが得意。お金はかかっても良いから見た目も奇麗にしたいという人におすすめです。
大学病院など医療機関
最先端の治療を受けたい場合には大学病院などの医療機関がおすすめ。専門医と最新の機械が揃っているため、検査もしっかり行えます。
ただし、口腔外科・歯周病科・補綴科・矯正科など細かく診療科が分かれており、総合的に口内を治療してくれるわけではありません。また、通常大学病院でみてもらうためには紹介状が必要です。
自分にとっての良い歯医者の選び方
まずは自分が何を求めているかをはっきりさせる必要があります。たとえば、以下のように大別してみました。
- ・痛みの少なさを求める人
- ・スキルや専門性を求める人
- ・審美面にも強さを求める人
- ・安心感を重視したい人
- ・子供も一緒にケアを求める人
どんな歯医者さんが「良い歯医者」なのか、自分の中でイメージを固めましょう。
痛みの少なさを求める人
とにかく痛みに弱いという人は、「痛みが少ない治療を行っています」とホームページなどに書かれている歯医者がおすすめです。
もちろん歯の状態によっては完璧に痛みをなくすことはできませんが、治療中に表面麻酔をしたり電動麻酔器を使ったりするクリニックであれば、痛みは抑えられます。
また、治療歴の長い院長がいる歯科でも技術力によって痛みを抑えた治療が可能でしょう。経験による技術力は一朝一夕で身に付きません。
クリニックを選ぶ際は、ホームページなどで歯科医の経歴などもチェックしてください。
スキルや専門性を求める人
専門的な歯医者に見てもらいたいという人は、院長の経歴ページで専門性を確認してみましょう。
たとえば矯正やインプラントなど専門的な技術・知識を必要とする難易度の高い治療は、「専門医」「認定医」「指導医」などといった資格があると安心です。
また、クリニックによって設備には差があります。クリニックに歯科用CTレントゲンがあるかも確かめてみてください。
この機械はどこにでもあるわけではなく、専門性が高いクリニックに導入されています。ただし、歯科の規模が小さい場合には大きな歯科と連携してレントゲンを受けられるようにしているケースもありますよ。
審美面にも強さを求める人
見た目の美しさにもこだわりを持ちたい人は、審美歯科があるクリニックを選びましょう。
審美歯科の知識を持つ歯医者であれば、積極的に見た目の良さにも配慮してくれます。治療メニューの中に美容的メニューがあることも。ホワイトニングなどに興味があるかたは、最初から審美歯科を選ぶと良いでしょう。
安心感を重視したい人
治療は普通のレベルでいいのだけれど、とにかく安心して治療を受けたいという人は、設備を確認してください。
たとえば個室で治療を受けられたり、患者同士の間にパーテーションがあったりするなどプライバシーに配慮したところ。または穏やかで落ち着く内装であったり本などを貸し出ししてくれたりといった、親身な環境を作っているクリニックなどです。
子供も一緒にケアを求める人
子供が小さい頃からお世話になれて、大きくなっても自分と一緒に通えるところを探しているかたは、小児歯科やマタニティ歯科が併設されているクリニックがおすすめです。
妊娠中から出産後の母親の口内は、トラブルが続きます。それをケアしながら生まれた子供の口内もケアできる、そんな歯科であれば長くお付き合いができるでしょう。
ハピネス歯科は予防歯科+地域密着型+小児歯科タイプ
当ハピネス歯科クリニックは、予防歯科に力を入れた地域密着型の歯科です。
患者様のどんな小さな悩みにも寄り添い、できるだけ歯を削らずに口内環境の改善を図っています。
小児歯科・マタニティ歯科でもあるので妊娠中のお母さんのケアからすべてを担当します。おむつ台やキッズスペースもあるので、小さな子供さん連れでも安心。個室完備で人目を気にせずに治療を受けていただけます。
歯科技工士常駐で入れ歯のメンテナンスも即対応。できるだけ痛くない治療を心がけているので、痛みに弱いというかたもご相談ください。