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舌にできる口内炎の原因と対処法4つ! 舌癌との違いも紹介


舌にできる口内炎の原因と対処法4つ! 舌癌との違いも紹介

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口の中に突然できて、強い痛みを出す口内炎。口内炎は頬の内側にできるものと思っている方もいますが、実際には口の中であればどこにでも発生します

たとえば舌。舌は筋肉の塊で、食物を移動させたり発音したりとさまざまな役割がある部分です。そのため口内炎ができたら、痛みもより強く感じますよね。

では、なぜ舌に口内炎ができるのでしょうか。ここではその原因とセルフケア方法、また、同じく舌に発生する舌癌との違いなどについて紹介します。

舌の口内炎は危険? 舌癌との違いを知ろう

口内炎とは口の中の粘膜に炎症がおこる病気の総称です。口の中であればどこにでも発生する可能性があり、舌にできることもあります。

「舌炎」が、舌にできた口内炎のこと。初めて舌に口内炎ができた人は何か悪い病気なのではないかと焦るかもしれませんが、多くの場合は他の口内炎と同じです。

さまざまな原因によって口内炎は引き起こされますが、基本的には清潔にして睡眠をしっかりとれば、10日前後で改善されるでしょう

ただし、舌にできた口内炎と似たような病気には舌癌など早期治療が必要なものもあります。口内炎と舌癌には複数の違った特徴があるため、自分で見分けることも可能。そのため、舌癌についての知識も持っておくと安心ですね。

また、他の違う病気が隠れている場合もあります。口内炎が長引いているなど、気になるならできるだけ早く歯科を受診しましょう。

 

舌に口内炎ができる原因4つ

舌に口内炎ができる原因は、以下の4つが代表的です。

  • ・噛み合わせや被せ物・義歯などによる刺激
  • ・歯磨きなどによる刺激
  • ・生活習慣の乱れ
  • ・ビタミン不足

複数の原因が重なっていることも多いため、口内炎ができたらまずは生活習慣が乱れていないかを確認してください。

 

噛み合わせや被せ物・義歯などによる刺激

噛み合わせがよくない場合には、咀嚼中に舌や頬の内側を誤って噛んでしまうことがあります。また、虫歯の治療で使った被せ物がぴったりとはまっていなかったり、義歯のサイズが合っていなかったりする場合にも、舌や口内の粘膜を傷付けることがあるでしょう。

そのような刺激と怪我によって傷口ができ、そこに口内の細菌が入り込んで炎症を起こします。

 

歯磨きなどによる刺激

口内はとてもデリケートです。乱暴に歯磨きをすると、それが刺激となって傷口ができることもあります。

人の口内には億を超える細菌がおり、それらが細かい傷口に侵入して炎症を起こすのです。

 

生活習慣の乱れ

飲みすぎ、食べ過ぎ、睡眠不足、ストレスの蓄積、運動不足など生活習慣が乱れると、人は免疫力が低下します。普段であればなんともない小さな傷でも治癒できず、そこに細菌が侵入して炎症を起こすのですね。

生活習慣の乱れを改善しない限り、口内炎は頻繁に発症します。

 

ビタミン不足

ビタミンが不足することも、口内炎ができる原因の1つです。特にビタミンB群(ビタミンB2やB6)とビタミンCは、皮膚や粘膜の状態を正常に保つために必須の栄養素。積極的に摂取しなければなりません。

お酒はビタミンを破壊すると言われるため、飲酒が過ぎればビタミン不足が加速します。食事やサプリメントで補う必要があるでしょう。

 

舌の口内炎は舌癌とは違う! 見分け方を確認

舌癌はその名の通り、舌に発症するガンのこと。舌に何かできものができたときはガンではないのかと心配してしまう方もいますよね。

しかし、舌炎と舌癌には複数の違いがあります。焦らず確認してみましょう。

【舌の口内炎】

  • ・しこりや厚み・・・感じない
  • ・痛み・・・何もしていなくても痛みを感じるが、特に食事や歯ブラシなど刺激を与えると強く痛む
  • ・色や境界・・・灰白色で縁取りが赤い
  • ・自然治癒するか・・・する。約10日で痛みもなくなり傷口がふさがる。免疫力の低下などで治癒はしなくても、サイズが小さくなるなど改善する

【舌癌】

  • ・しこりや厚み・・・しこりがある。早期では厚みがあることもある
  • ・痛み・・・痛みはなく、気が付いたらできていたというケースが多い
  • ・色や境界・・・境界が不明瞭で赤や白などが混在する
  • ・自然治癒するか・・・基本的に自然治癒はせず、サイズが小さくなることはない

 

舌癌とは?

舌癌の発症場所は、舌の前方や縁、下面などです。舌癌は発生頻度が高く、口内で発症するガンの半分ほどを占めています

性別では男性に多く、年齢では50歳から70歳の間です。ただし発症者の4分の1は20代から30代なので、若ければ大丈夫ということはありません。

原因は継続的に与えられる刺激と考えられています。

飲酒や喫煙による化学物質の刺激や、歯並びが悪くて常に舌に歯が当たっている、または入れ歯などが合っていないことなどです。

早期の舌癌は痛みのない口内炎に見えますが、進行すると以下の症状が出てきます。

  • ・しびれや麻痺
  • ・味覚障害
  • ・動かすと痛む
  • ・舌が動かしにくい

このような症状が出る前に、治療を開始することが望ましいでしょう。

【関連記事】舌癌の症状や治療法についての記事はこちら
舌癌と口内炎はどう違う? 舌癌の症状や治療方法などを紹介

 

舌の口内炎へのセルフケア方法4つ

口内炎は放置していても2週間程度で自然治癒しますが、痛みはなるべく早くなくしたいですよね。

舌にできた口内炎のセルフケア方法は次の4つです。

  • ・歯磨きの方法を見直す
  • ・生活習慣を正す
  • ・ビタミンを摂取する
  • ・市販薬を使う

 

歯磨きの方法を見直す

乱暴に強い力で歯ブラシやフロスなどを使っていると、粘膜は簡単に傷つきます。そのときに疲れなどで免疫力が低下していれば、口内の細菌が入って炎症を起こすのです。

歯磨きに力はいりません。ほうきで床をはくイメージで優しく力を入れず、歯の表面を毛先で撫でるようにしてください。正しい歯ブラシができれば食べかすも奇麗に取れ、口内の細菌が繁殖できなくなります。

仕上げにフロスや歯間ブラシを使い、歯ブラシの毛先が届かないところの汚れも取ることを忘れずに

 

生活習慣を正す

人は免疫力が下がると、さまざまな脅威にさらされます。まずは睡眠をたっぷりと取ることが大切。そしてできるだけ決まった時間に食事をとり、体を動かしてストレスを発散させましょう。

口内炎ができたときが、生活習慣を見直す時期です。

 

ビタミンを摂取する

口内炎の薬にはさまざまなものがありますが、飲むタイプのものは多くがビタミン飲料やビタミンサプリです。

とはいえ、栄養素は食事から美味しく摂るのが基本。ビタミンB群はマグロやサケ、豚肉、海苔、ニンニクなどに多く含まれています。そしてビタミンCは、かんきつ類ですね。

食生活を見直して、旬のものをしっかり食べるようにしてください

 

市販薬を使う

前述したビタミン摂取のものの他に、軟膏やシールタイプの口内炎の薬があります。

外的刺激から患部を守り改善を促すのですね。寝ている間に使用するため、薬が気になるのは最初だけ。簡単に口内炎の痛みを緩和できますよ。

 

舌の口内炎を歯科で治療する場合の方法3つ

歯科では、以下のような方法で口内炎の治療をします。

  • ・歯科で噛み合わせや被せ物などを調整する
  • ・投薬
  • ・レーザーを当てる

 

歯科で噛み合わせや被せ物などを調整する

噛み合わせが悪い場合には噛み合わせを直し、被せ物や義歯によって刺激を与えている場合は一度外して調節を実施。舌の同じ場所に刺激が当たらないようにするのです。

また、口内環境改善のため歯と歯茎の徹底した清掃も行います。

 

投薬

市販されていない薬を処方します。市販薬と同じく軟膏やシールタイプのため使用方法が簡単です。健康保険の適用ができ、市販の薬より安く手に入ります。

 

レーザーを当てる

レーザー治療器を持っている歯科であれば、傷口にレーザーを当てて消炎・鎮痛・殺菌ができます。

ひどい痛みをすぐになんとかしたいという方におすすめです。ただし、健康保険は使えないため自費治療となるので費用は高め。さらにクリニックによって費用が違います。まずは電話で確認しましょう。

 

舌の口内炎は放置しない! 長引くようなら歯科を受診しよう

舌にできた口内炎も、頬の内側や歯茎にできる口内炎と同じです。細かな傷に細菌が入り、炎症を起こしているのですね。自己免疫によって自然治癒しますが、他の部位の口内炎に比べて食事などに大きく影響します。

酷い痛みをなんとかしたいという方や食事が取れないという方は、歯科を受診しましょう

また、痛みがない、サイズがどんどん大きくなっているなどあれば、舌癌やその他の病気の恐れがあります。放置はせず、できるだけ早めに歯科を受診してくださいね。


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監修・執筆

ハピネス歯科クリニックの院長、大久保 圭

ハピネス歯科クリニック 院長 大久保 圭

秋田市の歯医者。出身地:北海道。出身大学:岩手医科大学歯学部。 ハピネス歯科クリニックでは、歯の悩みが何もない健康を保っていただくために、予防歯科を特に大切に考えています。 本ブログを通して、あなたの健康づくりに役立つ質の高い情報発信を心がけています。

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