歯を奇麗にしたいけどお金がない! 費用がない場合の方法は?
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口元にコンプレックスを持っている方は割と多いもの。やはり人と話すときには歯が見えるため、歯並びや歯の色を気にしている人は口を大きく開けられません。
だけど歯や口元の印象を良くするには、お金がかかるよね? とてもじゃないけどそんなお金はない!
そう思う人のために、ここでは歯を綺麗にする方法やそれにかかる費用目安、セルフケア方法などを紹介します。
少しでもコンプレックスを解消し、素敵に笑えるように参考にしてくださいね。
お金がないけど歯を綺麗にできる? セルフケアには限界がある
お金がないけれど、歯をどうにか綺麗にしたい。そんな悩みを持つ方はたくさんいらっしゃいます。
歯科での治療はあくまでも失った機能を最低限回復させるもの。そのため、見た目を綺麗にしようと思うと健康保険が使えないことが多く、高額な費用がかかります。
もちろん、歯に関するさまざまなアイテムは薬局やスーパーでも販売されているでしょう。あまりお金をかけずに歯を綺麗にするには市販のデンタルアイテムを利用すればいいと考えるかもしれませんね。
しかし、それらを使ってするセルフケアには、どうしても限界があります。
歯は全身の健康に大きく影響する部位。たとえば形を変える歯科矯正では、専門医による適切な治療が必要です。
歯の色を白くするホワイトニングでも、医師の処方なくして効果的な強い薬剤は使えません。
そのため、しっかり歯を綺麗にしたいと願うなら、どうしてもお金はかかると考えてください。
ただし現状を改善する程度であれば、市販商品でもある程度までは期待できるでしょう。
どこまで歯や口元を綺麗にしたいと願うかによって、かかる費用は違ってくると覚えておいてくださいね。
また、とにかく自分が口元を気にしてしまうということであれば、まずは担当の歯科医に相談してみましょう。
歯を綺麗にするための方法は? クリーニング・ホワイトニング・セラミック治療・歯科矯正
「歯を綺麗にする」という言葉はどちらも見た目の話ですが、色と形に大別できます。
歯の着色が気になる場合と、治療済みの歯の見た目が気になる場合が「色」ですね。
そして八重歯が出ているとか斜めに生えているとか、歯並びが悪いとかいった場合が、「形」です。
そのどちらもが改善されると誰がみても綺麗な歯、口元が完成します。
そのための方法は、以下の4つ。順番に説明していきましょう。
- ・クリーニング
- ・ホワイトニング
- ・セラミック治療
- ・歯科矯正
クリーニング
クリーニングは歯の清掃のことですね。たとえば茶渋やタバコのヤニなどで歯の表面が汚れている場合。そして歯垢や歯石がびっしりと着いている歯の場合は、クリーニングが必要です。
クリーニングの方法は、次の2つがあります。
- ・セルフケア
- ・歯科でのクリーニング
セルフケアでのクリーニング
自宅で歯ブラシやフロス、歯間ブラシを使って全部の歯の掃除をしましょう。舌の表面が白くなっていれば、舌ブラシを使って丁寧に優しく掃除します。
歯の表面の着色は、ホワイトニング効果がある歯磨き粉を使うなどで改善可能です。
すべてドラッグストアなどで揃うアイテムのため、さほど費用はかかりません。すべて新しく揃えても1,000円程度でしょうか。
ただし、歯周ポケットの中や歯の裏側にある歯石は歯科の専用器具でなければ落とせません。
歯科でのクリーニング
歯科のクリーニング内容は、薬剤で表面の汚れを洗い落とし、専用の器具を使っての歯垢・歯石の除去です。
ただし健康保険を使ってするクリーニングと、保険を利用しないPMTCがあり、その内容レベルは格段に違います。
保険診療ではさまざまな制約があるため、できるのは歯石の除去と軽いホワイトニング。しかしPMTCであれば訓練を受けた有資格者が、制約なしでじっくりと歯をクリーニングします。
保険診療でのクリーニングは大体3,000円ほど。そして自費治療となるPMTCは、5,000〜1万円以内が目安です。
【関連記事】歯科でのクリーニングについての記事はこちら
歯の徹底クリーニング! 歯科医がPMTCを勧める理由・手順・料金目安
ホワイトニング
歯が黄ばんでいて気になるという方や、芸能人のような輝く白い歯がほしいという方にはホワイトニングです。
歯の表面についた汚れではなく、既に歯にしみ込んでしまっている着色も落とせるため、美しい白さが手に入りますよ。
こちらもセルフケアと歯科でのケアがあります。
セルフケアホワイトニング
セルフケアでのホワイトニングは、あくまでも歯の表面を白くするだけのもの。染み込んだ色を除去はできず、イメージとしては壁にペンキを塗るように白くしていく方法です。
市販のホワイトニング液を歯に塗っていきます。その場限りのホワイトニングのため、毎回塗りこまなければなりません。
1,000円くらいが費用目安です。
歯科でのホワイトニング
歯科を通すホワイトニングには3つの種類がありますが、いずれも保険適用外で自費治療となります。
【関連記事】歯科でのホワイトニングについての記事はこちら
歯医者で歯を白くする方法は? それぞれのメリット・デメリットや費用相場を紹介
【オフィスホワイトニング】
歯科(医療機関)で行うホワイトニングで、専用の強い薬剤を使い、歯に光を当てて白くする方法です。
効果が高く短時間で済むため、早く効果を得たい方やすべて任せたいという方におすすめです。
費用目安は3〜7万円程度。
【ホームホワイトニング】
歯科(医療機関)でホワイトニング用のマウスピースを作ってもらい、それに専用のジェルを入れて歯にはめる方法です。
歯科へ通う頻度が低く自宅でできるため、通院回数を減らしたい方や手軽にホワイトニングがやりたいという方におすすめです。
費用目安は1〜3万円程度。
【デュアルホワイトニング】
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを掛け合わせた方法で、歯科でも自宅でも行います。
両方でのホワイトニングで効果がでやすいうえ、白さも持続するのが特徴。そのため、短時間で効果を得て長期間実感したい方におすすめです。
費用目安は5万〜15万程度。
セラミック治療
虫歯治療で銀歯が入っている人が、他の歯と見た目に違和感がない素材にしたい場合におすすめなのがセラミック治療です。
パッとみただけでは治療した歯だとは分からない、自然な白い歯にできます。
セラミックにも種類がありますが、いずれも保険は適用外。そのため、費用目安は高く、1本5〜20万円程度です(クリニックや本数、素材によって変動)。
【関連記事】セラミック治療についての記事はこちら
歯のセラミックとは? 歯科医師がセラミックをおすすめする理由
歯科矯正
歯がアチコチに飛び出ていたり歯と歯の間に隙間があったりする場合には、歯科矯正をすれば綺麗な歯並びになります。
歯科矯正も一部を除き、基本的には自費治療です。いろんな方法がありますが、費用目安は30〜120万円程度となります。
【関連記事】噛み合わせが悪くなる原因や治療法についての記事はこちら
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歯がどんな状態なら綺麗にしなければならない?
食事が出来ているのであれば、歯の色や形などどうでもいいと考える人もいるでしょう。
しかし、以下のような状態であれば進んで歯を綺麗にすべきです。
- ・歯垢や歯石がびっしりとついた状態
- ・歯がひどく着色している状態
- ・悪い歯並びでものが噛めていない状態
歯垢や歯石は細菌の塊。これがある限り歯周病や虫歯といったリスクにさらされます。歯や歯肉の病気になると、最終的には歯が抜けてしまう結果に。そのため、これ以上状況が悪くならないように検診を受けましょう。
また、歯がひどく着色している場合にも、見た目の印象が悪くなるなど人間関係や仕事に影響する場合があります。
そして歯並びが悪くて実は数本の歯でしかものを噛んでいない状態である方も、やはり治療がおすすめです。
見た目が他人に与える影響は大きなものですが、上3つの状態であれば全身の健康にもよくありません。自分の健康のためにも、一度歯科へ相談へいきましょう。
自力で歯を綺麗にしたい! セルフケア方法
自力で歯を綺麗にする方法としては「色」に対する方法のみです。たとえば以下の2つのような方法があります。
- ・歯磨き粉やマウスウォッシュを利用する
- ・飲食物や嗜好品に気を付ける
歯磨き粉やマウスウォッシュなど、歯を美白する成分が入ったものを選んで使えば、ある程度の美白は期待できます。
また、タバコやワイン、コーヒーなど着色しやすい飲食物や嗜好品を避ければ、歯の白さを守りやすくなりますよ。
歯を綺麗にしたいけどお金がない! セルフケアのみでは難しい
歯や口元をしっかり綺麗にするには、残念ながらお金がかかります。セルフケアでも歯の美白はある程度可能ですが、形を変えたり歯の表面にしみ込んでしまった着色を消したりすることはできません。
歯科での高額な治療費には、デンタルローンという方法もあります。費用を気にして一歩踏み出せないという方は、まずは担当の歯科医に相談してみてくださいね。
納得できるよい方法を一緒に考えることが、大切であると思います。