ハピネス歯科ブログ

秋田市で小児歯科を探すなら? 一般歯科との違いや子どもの歯を守るために知っておくべきこと


秋田市で小児歯科を探すなら? 一般歯科との違いや子どもの歯を守るために知っておくべきこと

予防歯科が重要とされる現代において、予防歯科が最も活きるのは、子ども時代です。幼い頃から歯を大切にする習慣を身につけることが、生涯にわたって口内の健康を守る鍵となります

秋田市では、2歳児歯科検診の受診券が誕生日の前日に送られてくるため、その際に歯科デビューする子どもさんも多いでしょう。どの歯科に通うかを親御さんが悩むのも、このころではないかと思います。

そこでこの記事では、秋田市にいくつ小児科があるのか、そして小児歯科と一般歯科との違いや、いつから小児科通いをスタートさせればよいかとその理由などを、現役歯科医が回答します。

また、当院での小児歯科診療について紹介しますので、秋田市で小児歯科をお探しの親御さまはぜひ参考にしてください。

秋田市の小児歯科はいくつある? 小児歯科と一般歯科の違い

並ぶ歯ブラシ

秋田市に小児歯科はいくつあるのか、iタウンページで秋田県秋田市に絞って検索した結果、2025年3月現在で94件と出ました。

単に「歯科」として検索すると207件ありましたので、歯科と看板を出しているクリニックの半分以下の数ということになりますね。

94件という数字は小児歯科を標榜(ひょうぼう)しているクリニックの数で、他にも一般歯科や矯正歯科、歯科口腔外科などを掲げているところも含まれています。そのため、専門が小児歯科であるクリニックの数はもう少し減るでしょう。

ところで、一般歯科と小児歯科の違いについて、皆さんはご存じでしょうか。

お子さまを歯科に連れて行こうとなったとき、一般歯科と小児歯科のどちらに連れていけばいいかと悩む方もいるかもしれませんね。

ここで簡単に説明します。

 

小児歯科とは

小児歯科とは、子どもの成長に合わせた予防と治療を重視する「子どもの歯を専門にしている」歯科医院です。治療する内容だけでみると一般歯科と大きな変化はありませんが、成長したときのことを考えて治療するため、一般歯科とは区別されています。

対象となる年齢は多くの場合、0歳から顎の骨の成長が完了する中高生ころまでです。

医院内は明るくポップな雰囲気で、子どもが退屈しないよう、遊び場や絵本コーナーがあります。授乳室やオムツ替えスペースがある場合や、保育士が在籍している場合もあります。

 

一般歯科とは

一般歯科とは、虫歯や歯周病など一般的な口腔内トラブル全般に対応する歯科医院です。入れ歯の制作なども行いますが、審美治療や歯列矯正、インプラントといった専門的な治療は除くことが一般的です。

医院内は清潔感を重視し、シンプルにまとめている傾向があります。

対象となる年齢は子どもから高齢者まで。さまざまな年齢の人が訪れます。

 

子どもの歯医者はどちらを選ぶべき?

一般歯科であっても「小児歯科」を標榜しているクリニックであれば、子どもの治療に力を入れていることがわかります

医院内の雰囲気や設備も、子どもに配慮されているところが多いでしょう。

そのため、どちらに行っても問題はありません。医院の雰囲気やアクセスの良さ、評判などを調べ、ストレスなく通えると思えるクリニックを選んでください。

 

小児歯科との付き合いは子どもに歯が生えてきたらスタート!

子どもの乳歯

冒頭で述べた通り、秋田県では2歳児検診から小児歯科との付き合いを始めるご家庭が多いかもしれませんね。

しかし、おすすめなのは歯が生えだすころからです。早い子で生後半年から、遅くても1歳までには乳歯が生え始めます。

この1歳半から3歳までが、人生のうちで最も虫歯ができやすい時期です。

まだ乳歯が健康であるうちに小児歯科との付き合いを始める方がよい理由は、以下の3つがあります。

  • 理由①トラウマを植え付けないため
  • 理由②乳歯だけでなく永久歯も守るため
  • 理由③歯並びなど気になることを相談する専門家と繋がるため

 

理由①トラウマを植え付けないため

小さな子どもにとって、歯医者さんというのは怖い場所にいる、怖い人です。白衣やマスクを身に着け、表情がわかりにくい大人に囲まれること、大きな音や独特のにおいなどがすること、口を開けて中にものを入れられること、それらすべてに不安や恐怖を感じます。

一度歯科や治療に強い恐怖を抱いてしまえば、それは大人になっても歯科を拒否するという行動につながります。そうなれば、口内の健康を維持することは非常に難しくなるでしょう。

歯が痛くなってからでは、その痛みを何とかしなければならないため、歯科医と子どもとの間に信用が築けないままで治療を始めなければなりません。

下手にトラウマを植え付けないようにするため、大切なのは、乳歯が健康なうちに歯科を訪れることです

歯科医との会話やスタッフとの会話で医院の雰囲気に子ども本人が慣れ、口に物を入れられるという状態を経験しておくと、治療が必要になったときにも恐怖心は少ないでしょう。

 

理由②乳歯だけでなく永久歯も守るため

乳歯はいつか永久歯に生え変わるから、虫歯になっても問題ないと考える方が、稀にいらっしゃるようです。しかし、それは間違いだと認識を改めましょう。

乳歯が虫歯になると、その次に生えてくる永久歯が虫歯に感染してしまいます。歯の一番外側を覆うエナメル質が感染していると、白い歯ではなく茶色く濁った永久歯が生えてくることもあります。

また、乳歯が重度の虫歯になって抜歯せざるを得なくなると、永久歯が生えるまでに歯列に隙間が生じてしまいます。その結果、周囲の歯が隙間を求めて寄ってくることになり、永久歯が生えるための十分なスペースがなくなることで、歯並びが悪くなります。

早めに小児歯科へ行くことは、まだ生えかけの乳歯を守るだけでなく、その後に生えてくる永久歯を守ることにもつながります

 

理由③歯並びなど気になることを相談する専門家と繋がるため

子どものころから「今の状態をキープするために歯科を受診する」という行動を当たり前にしておけば、大人になっても異常にいち早く気づくことができ、早期治療につながります。

また、舌がうまく回らない、歯並びが乱れてきた、永久歯がない乳歯があるなどといった心配事を相談できる専門家と繋がれることは、心強いもの。誰に相談すればいいかわからないからと延ばし延ばしにしてしまい、気づいたときには問題が大きくなっていた、という状況を避けやすくなります。

 

子どもの歯・口内トラブルにはどんなものがある?

口の端を引っ張って歯を見せる子ども

以下は、子どもに起こるお口内のトラブル例です。このようなケースでは、小児歯科が問題解決の伴走者となります。

  • ・乳歯の虫歯
  • ・歯ぎしりやいびき
  • ・6歳臼歯
  • ・歯並び
  • ・永久歯の生え方

 

乳歯の虫歯

乳歯は柔らかく、大人の歯よりも虫歯になりやすいもの。乳歯が虫歯になったらすぐにでも治療を始めなければなりません。

甘いジュースやお菓子を好んで食べていたり、時間を決めずに食事をしたりしていると、虫歯になりやすくなってしまいます。

子どもの虫歯の原因と年齢別にどのような対応をしたらよいかは、以下の記事を参考にしてください。

【関連記事】子どもの虫歯についての記事はこちら
子どもの虫歯ゼロを目指す! 虫歯になる原因を知って年齢別に対応しよう

 

歯ぎしりやいびき

子どもでも歯ぎしりやいびきをかくことはあります。一時的なものであると思いがちですが、長期間続く場合には小児歯科を受診するようにしましょう。

子どもの歯ぎしりやいびきについて、原因や健康への悪影響などについては以下の記事を参考にしてください。

【関連記事】子どもの歯ぎしりやいびきについての記事はこちら
子供の歯ぎしりやいびきに悩む親御さんへ:原因と対策をわかりやすく解説

 

6歳臼歯

6歳ころに生えてくる「今まではなかった臼歯」は、トラブルが発生しやすい歯です。

人の歯の中で最大のサイズを持ち、食事をするために最も重要な歯でもあります。6歳臼歯(第一大臼歯)を守るために、小児歯科がサポートしてくれます。

6歳臼歯については、以下の記事を参考にしてください。

【関連記事】6歳臼歯とそのケア方法についての記事はこちら
6歳臼歯って何? 6つのトラブルを引き起こす奥歯のケア方法とは

 

歯並び

子どもの歯並びは、指吸や姿勢、食べるものなど複数の要因から悪くなってしまいます。歯並びの悪さは全身の健康や見た目に影響するため、子どもの歯並びが気になるようであれば早めに小児歯科に相談するようにしましょう。

子どもの歯並びについては、以下の記事を参考にしてください。

【関連記事】子どもの歯並びの原因やデメリットなどについての記事はこちら
子どもの歯並びが心配! 歯並びが悪くなる原因・デメリット・対策を紹介

 

永久歯の生え方

乳歯から永久歯に生え変わるころ、乳歯の後ろから永久歯が頭を出していてびっくりすることがあります。その現象は割と多く起きることなので、過剰な心配は不要ですが、そのときの乳歯の状態によってはすべき対応が変わってきます。

永久歯が生えつつあるのに乳歯がぐらぐらしていないような場合は、小児歯科を受診しましょう。

横から生えてくる永久歯については、以下の記事を参考にしてください。

【関連記事】永久歯の生え方についての記事はこちら
永久歯が横向きに生える?! その原因と親が子どもの歯並びを守るためにできること

 

小児歯科に対する親御さんの心配と現実の声

小児歯科で歯を見せる子ども

以下の項目は、実際に子どものための歯科を探す際に、多くの親御さまが心配されることです。

なぜ大切なのか、実際に通ってみた結果はどうだったのか、みていきましょう。

  • ・歯科医院の雰囲気は明るくて優しいか
  • ・医師やスタッフは子どもに忍耐強く接してくれるか
  • ・治療方針や方法を親が納得できるよう説明してくれるか
  • ・痛みや恐怖感の少ない治療をしてくれるか
  • ・駐車場があるか

 

歯科医院の雰囲気は明るくて優しいか

子どもがいくところであるため、入ってすぐに威圧感や拒否感で怖がらないように、明るく優しい雰囲気であるかどうかが大切です。

多くの歯科ではホームページにクリニック内の写真を載せているため、まず写真から読み取れる明るさや内装をチェックしましょう。

【実際の声】

待合室には優しい色があふれていて、キッズスペースにはポップな配色の絨毯が敷いてあったので、子どもは温かさを感じるのかあまり抵抗なく入っていきました。

 

医師やスタッフは子どもに忍耐強く接してくれるか

怖がりな子であれば、治療中に大きな声で泣いて体を動かしてしまう場合もあります。そんなときに歯科医が不機嫌に黙り込んでしまったり、スタッフが雑な扱いをしてしまったりすると、子どもは恐怖心でいっぱいになります。

辛抱強く優しい対応をしてくれると、親も安心して通わせられるでしょう。

【実際の声】

うちの子はよく泣く子で、病院ではいつも親子ともに困っています。初めての歯医者では、治療ができなかったらどうしようと思っていました。だけど衛生士さんが優しく笑顔で話しかけてくれて、治療中も励ましてくれていたのです。おかげで子どもも安心したようで、スムーズに治療を済ませられました。

 

治療方針や方法を親が納得できるよう説明してくれるか

多くの保護者は、歯科医が治療方針や方法をしっかり説明してくれるかどうかを不安に思っています。子どもを安心して任せられるかどうかは、きちんと説明されたかどうかで判断することも多いようです。

【実際の声】

以前通っていた歯医者では、先生が小さな声で早口で説明していたため、聞き取れないこともよくあり、本当に大丈夫かと不安がありました。現在の歯科では現状の説明から治療の進め方まで十分に時間を取って説明してくれるので、安心できます。

 

痛みや恐怖感の少ない治療をしてくれるか

大人でも痛みは怖いものですよね。子どもが怖がらないよう、痛みや恐怖感が少ない治療をしてくれるのかどうかも、歯科を選ぶ判断材料になります。

【実際の声】

うちの子はとにかく痛みに弱くて、少しでも痛みを感じると病院へ行くことを拒否します。でも麻酔の注射が痛くないようにしてくれたので、痛くなかった!と喜んでいました。歯医者さんは怖い場所ではないと思ったみたいです。

 

駐車場があるか

子連れの場合、駐車場完備であることを望む方はたくさんいらっしゃいます。子どもが小さいと荷物が多いこと、子どもをあやすためのおもちゃなどを持参したり、おむつ替えの場所に車を使う方もいらっしゃるからですね。

【実際の声】

駐車場がある歯科だと本当に助かります。子どもが暇を持て余したとき、一時的に車で動画を見せることもでき、下の子のオムツ替えもできたので、ありがたいです。

 

秋田市のハピネス歯科をおすすめする5つの理由

当院、ハピネス歯科の小児歯科診療では、お子様が歯科に抵抗なく通えるよう、最大限の配慮をしています。

  • ・キッズスペースがある
  • ・まずはしっかり子どもに向き合い寄り添う
  • ・なるべく削らず痛みに配慮した治療をする
  • ・無料でフッ素塗布を実施
  • ・小児から一般歯科まで対応できる

 

キッズスペースがある

診察や会計待ちの間にお子様に遊んでもらえる、明るく清潔なキッズスペースを用意しております。

 

まずはしっかり子どもに向き合い寄り添う

当院では、お子様の気持ちを尊重し、いきなり診療を行うことはしません

初診ではまず親御様とお子様の状態や気持ちについてお話させていただきます。

椅子に座ってもらったり、お口に風を当ててみたりといったコミュニケーションを通じて歯科に慣れてもらい、できるだけリラックスしてもらうことを目指しています。

 

なるべく削らず痛みに配慮した治療をする

歯は一度削ってしまうと、もう元には戻りません。そのため当院では、なるべく削らない治療を実施しています

また、痛みが恐怖や不安に直結するため、痛みにも十分配慮いたします。

 

無料でフッ素塗布を実施

フッ素は歯の石灰化を促し、細菌の活動を抑制する効果が期待できます。定期的に塗布することで虫歯や歯周病の予防に大きな効果を発揮するため、来院いただいたお子様全員に無料でフッ素塗布を実施しています

フッ素塗布については、以下の記事も参考にしてください。

【関連記事】子どもへのフッ素塗布についての記事はこちら
子どもの虫歯予防にフッ素塗布が最適な理由3つ! ルールを守って正しく使おう

 

小児から一般歯科まで対応できる

子どもには、専門の歯科があります。小児専門の歯科にはお子様が通う多くのメリットがありますが、一般的には15〜18歳ころまでが対象となっています。子どものための歯科なので、大人は通えません。

その点、当院は一般歯科であるため、子どものころから大人になっても担当できます。その子の口内の健康や成長について知り尽くしているからこそ、大人になっても安心して通っていただけます

また、親御さんと同じ日に治療を入れることも可能です。歯科検診が同じ日に済むため、スケジュール管理が簡単になります。

 

秋田市の小児歯科で迷ったらハピネス歯科へ!

秋田市にはたくさんの歯科があり、子ども専門の小児歯科も数多くあります。それぞれに強みやメリットがあるため、選ぶことが少々面倒になるかもしれませんね。

どこに通おうか悩んでいらっしゃる方は、ぜひ一度ハピネス歯科にご相談ください。お子様の口内の健康をどのように維持していくか、私たちと一緒に考え、しっかり対応していきましょう。


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監修・執筆

ハピネス歯科クリニックの院長、大久保 圭

ハピネス歯科クリニック 院長 大久保 圭

秋田市の歯医者。出身地:北海道。出身大学:岩手医科大学歯学部。 ハピネス歯科クリニックでは、歯の悩みが何もない健康を保っていただくために、予防歯科を特に大切に考えています。 本ブログを通して、あなたの健康づくりに役立つ質の高い情報発信を心がけています。

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